家族(旦那・子供・認知症の父など)の家出体験談

このページでは、今までにご家族が家出をした経験のある方々に話を伺い、その時の家出の原因や状況、どうやって捜索したのか?家出から家族が戻られてからはどう対応したのか?などについて書いていただきましたのでご紹介します。


ひとくくりで「家出」と言っても、いろんな種類の家出がありますね。


目次


83歳の父が帰って来ない!まさかの認知症で家路を忘れる
旦那の突然の家出の理由は...非常にくだらなかった...かも
厳しく教育した結果、長女が家出をした
25歳の引きこもりニートな妹が家族喧嘩の末、沖縄まで家出しました
実家に家出した夫。気分転換にはちょうど良い機会だったようです


83歳の父が帰って来ない!まさかの認知症で家路を忘れる


年末、残業をしていた母から携帯電話に連絡がありました。「お父さんが帰って来ない」という声はいつも冷静な母からは想像つかないほど慌てていました。腕時計を見ると、午後8時を回っています。


父は家風呂よりも大きな銭湯が好きなので、毎日夕食前に自転車で銭湯に出かけます。5時には帰宅しますから、はじめは誰かと喫茶店にでも立ち寄ったのかと思っていた母も3時間が経過してマズイ状況だと判断したみたいです。母自身も高齢者なので、どう対応していいかわからず、泣きそうになっていました。


私は上司に理由を説明し、すぐに家に帰りました。


まずは父が立ち寄りそうなお店や友人の家に片っ端から電話をかけました。しかし、どこにも父はいません。父と母は普段さほど喧嘩をする夫婦ではないのですが、高齢者になるにつれ、お互い頑固さが出てきて、ちょっとのことで気分を害したりすることもあり、私は母に「夫婦喧嘩でもした?」と尋ねました。


夫婦喧嘩が原因で、プチ家出をしているのかもしれないと思ったからです。しかし、母は思い当る節が全くないようで、夕飯のおかずの話をして楽しそうだったと言うばかり。9時が過ぎたので、これはいよいよ良くない方向に傾いているかもと私も焦り始めました。


母は昔の人ですから、なるべく人様の迷惑にはなりたくないという考えで、年寄りがいなくなったくらいで警察にお願いするのは滅相もないと言い張っていましたが、私としては、交通事故にでも合っていたらどうするんだという思いでしたし、父は自転車に乗っていますから誰かに怪我をさせて、それで病院に行っているのかもしれないと思ったので、母を説得し、警察に電話しました。


ほどなくして最寄りの交番から警察官が来てくださり、父の名前や年齢、特徴など細かく聞いてくださいました。ですが、警察官がすぐに父を捜してくださるということではなく、行方不明の通報があれば、その資料に照らし合わせるといった感じでした。


確かに、忙しい職業ですので、父を捜すために時間を割くことは難しいかと思います。警察官が帰ったあとはご近所の方数人にお願いし、一緒になって父を捜して夜道を回りました。


12時近くになり、我が家の前にタクシーが停まり、その中から父が出てきました。


父は、自転車で帰宅途中に道がわからなくなったと言っていました。家から銭湯までは一本道を曲がるだけなのですが、その曲り道を間違えたみたいで、どんどん家から遠ざかってしまったようです。父が物忘れが激しくなったなあと思っていましたが、年齢のせいだから仕方ないと軽い気持ちでいました。


だけど、その頃から認知症の傾向があったのかもしれません。家出かもしれないと思って慌てた母も私も、父が認知症のために家路を忘れてしまったことに軽いショックを覚えてしまいました。


父は自分の住所は覚えていたので、自転車を置いて、タクシーで帰ることができましたが、いつどうなるかわからないので、今は父のポケットに住所と名前を書いた紙を入れています。


旦那の突然の家出の理由は...非常にくだらなかった...かも


先月、旦那が突然家出をしました。とは言っても「家出をします」とメールないし置き手紙にて、宣言して家出をしたわけではなかったので、そりゃあもう必死こいて動きましたよ。しかも、旦那の家出、もとい連絡がとれなくなってしまった約2週間ぐらい前から、旦那は連日の残業続きだったのですよね。ですからもう、「過労で自殺...」などと良からぬことをものすっごく考えたりしましたね。


夫婦仲が悪いというわけでもなく、そして非常に子煩悩な人ですし、家出という線は考え辛いと、その時は思っていたのです。それに旦那と連絡が一向にとれなくなってしまった日は、週の真ん中水曜日で、さらには毎月決められている「ノー残業デー」でしたので、私も子どもたちも「今日はパパが早く帰ってくる日だ」と、いう気持ちにて待っていたのですよね。


まあ、実際には仕事が忙しい時期でしたので、残業としてはつけないものの20時ぐらいまではサビ残してくるのかなーぐらいの気持ちはありましたが。けれども、本当に「家出」ということは微塵も考えていなかったのですよね。べつに前日に夫婦喧嘩をしたというわけでもありませんし。


けれども結局、翌朝になっても旦那は帰ってきませんでした。そして出勤時間後に携帯に電話をしてもまったく繋がりませんでした。そこでいよいよ心配になって、あまり良くないとは思いつつも、旦那の職場に電話したんですよね。するとまあ、あっさりいたのです。予想通りの展開だと言えるかも知れませんが。


ちなみに昨日は、これもまた家出の定番とも言えるのでしょうか、ビジネスホテルに一泊したそうです。なんでも、自分の好きなマンガの発売日だったということで。それで本人曰く「もう今日は家出だ!」と思ったそうです。


ノー残業デーで早く帰れるけれど、家に帰ったら元気な子どもが「パパあそんでー!」とやってくる。やっぱり「子どもカワイイ」ですから、無下に扱うことなんてできない。けれどもマンガはいち早く一人でゆっくりと読みたい。邪魔されたくない。けれども子どもはおかまいなしに全力でやってきて、なおかつマンガのカバーをはずす...。しかしイライラをぶつけたら子どもがかなしむ。


そこで「あ!そうか!今日は帰らんでいいわ!」になったそうで。しかもここ数日の残業にて、残業代もほくほくだと思われるそうで、それでビジホ一泊したそうです。連絡を入れたかったのは、私にちょっと心配をかけたかったからだそうで。なんともかんとも...。


けれどもまあ、旦那の気持ちも汲み取って、以後ちょっとだけ優しくしています。まあ残業続きでしたし私的にはいたわっているつもりではあったのですが、「言い方が冷たいし」ということで。まあ良いきっかけかなーとは思うものの、けれども「こっちの心配考えろや!」と、怒りもこみ上げてきたり...。


厳しく教育した結果、長女が家出をした


私は公務員をしている50代の男です。職業は公務員なのですが小学校の校長をしているため、プライドは高い方なのかもしれません。


私には娘が三人います。子育てには、積極的な方ではなかったのですが教育に関しては人一倍、厳しくしていました。特に長女に対しては、将来の夢まで私が決めつけるという残酷なことをしてしまいました。


調度、半年前に長女が家出をしました。1か月は帰って来なかったでしょうか。その長女の家出により、私は考え方を改めることができました。私の間違った教育の仕方が娘を苦しめていたこと、家出後の娘との関係の修復方法などをお話したいと思います。


長女の娘は大学を一年で辞めることを決意しました。その時、私は娘に「お前は私の人生の汚点だ」と言い放ってしまいました。この一言をきっかけに娘は精神的に不安定になってしまいました。この一言がなければ娘は病気にならなくても済んだのかもしれません。


娘は幼い頃から優秀な子でした。成績は常にトップで、運動神経も良く、自慢の娘でした。私の理想通りに育つ娘に対し、期待も徐々に大きくなり、いつのまにか「できて当たり前」というプレッシャーを与えてしまうようになりました。娘は何でも器用に取り組んでいくため、将来は私の元で働くようになれば良いと思い、将来のことまで私が決めました。


私に対して、娘は逆らうことなく真面目に謙虚に頑張っていました。いつのまにか本音で話し合えることなど無くなっていました。娘は「小学校の栄養士になるから」と決意してくれた時は、嬉しく感じたものでした。期待通りに育ってくれる娘に対し、何の不満もありませんでした。


しかし、大学に行き始めた娘は徐々に変わっていきました。


外見は勿論、性格まで変わっていったことに驚きを隠せませんでした。外見は化粧や服装が派手になり、性格は私に対して反抗するようになりました。私もそんな娘に対し、更に厳しく指導しました。今まで反抗などされたことがなかったので、ショックな気持ちもありましたが、腹立だしい気持ちが大きかったのです。


娘を殴ることも増えてきました。殴れば殴るほど、娘の態度は激しくなっていきます。最終的に「学校を辞めて、自分の道を生きたい」と言ってきた娘には呆れてしまったことを覚えています。その後も厳しい態度をとり続け、娘は家出をしました。


家出している期間に娘の日記を読んでしまいました。娘の日記には、「自分で決めた人生を歩みたい」、「自由になりたい」などの本音が綴られていました。娘は精神的に追い込まれていたことに初めて気づいたのです。今までの私の言動や教育の仕方は全て娘を苦しめていたのです。


娘が帰ってきても、うまく会話することは中々できませんでした。しかし、娘はうつ病手前の状態になっていたため、必死でサポートをすることを決めました。今まで仕事一筋だった私ですが、娘のために休暇は家族と過ごすようにしました。


教育に対しては、もう口を出さないよう心がけました。最近では少しずつですが、口をきいてくれるようになりました。


自分の教育で娘が病んでしまうなんて、想像もしていませんでした。自分の思い描くように生きる人間なんていませんよね。もう大切なものを失わないためにも、日々、自分を見つめなおしながら生きることを心がけています。


25歳の引きこもりニートな妹が家族喧嘩の末、沖縄まで家出しました


私は28歳女性で事務の仕事をしています。まだ独身で職場まで近いという事で、父と母と3歳下の妹の4人で暮らしています。この妹は高校卒業後、仕事もせず大学に通う事もなく、所謂引きこもりニートになってしまいました。


元々人付き合いの苦手な妹なのですが、両親が凄く甘やかしていた事もあってかなりワガママな性格をしているのです。私としてはずっとこの妹の面倒を見続けるのは嫌なので何とか妹を働かせようと発破をかけていましたが、それが口うるさいのか妹とは喧嘩ばかりでした。両親は両親で「いつか働くだろう」とお気楽なので、お金を貯めて1人暮らしをしようと思っていたのです。


しかし先日妹が「一生ニートの方が楽かな、お姉ちゃん頑張って稼いできてよ」と言った事に、イラッときて「もうすぐ1人暮らしするから貴女の面倒は絶対みない」と返しました。そこから口喧嘩が始まり、いつもでしたら両親が宥めるのですが、この時は父も母も「もう妹も25歳なんだから」「早くバイトでも見つけて」と言い出しました。


すると妹は味方がいないという事がショックに感じたようで、走って自分の部屋に戻ったのです。


私はそのまま仕事へ行き、両親もそれぞれ仕事へ行きました。そしてその日の夜に家に帰ると、家の中が滅茶苦茶に荒れていたのです。私の部屋も漁られていて引き出しも開けっ放し、しかし何となく空き巣ではなく妹の仕業かと思い妹の部屋へ行きましたが、いつもは鍵のかかっている部屋の扉がアッサリ開きました。


中には誰もおらず、机には「こんな家もう嫌だ、家出する」と書置きがあったのです。


25にもなって家出かと呆れつつ両親に連絡をして、取りあえず親戚にそちらへ行っていないか電話したり、近所を探しました。妹には友達はいないようで家族の誰も連絡先を知らなかったのですが、翌日念の為に警察へも届け出ました。


妹は高校卒業後は全く働いた事もなくお金を持っていないだろうと思ったのですが、私や両親の隠していたへそくりを持ち逃げしていたのです。へそくりと言っても合計5、6万程なので、そんなに遠くへは行けないだろうと思っていました。


しかし数日後、警察から「妹さんを沖縄の空港で見つけました」と連絡があったのです。


引取に行くとどうやら今まで旅行もあまりした事がない妹は一体どこへ行けばいいのか判らず、とりあえず遠い所という事で沖縄へ行ったようでした。けれど飛行機に乗り行ったはいいものの、お金がなくなり携帯も持っていないので誰にも連絡がつけられず、困っている所を警察が発見したようでした。


妹は恥ずかしいからか頑として家の番号を言わなかったので、警察の方で調べて連絡してくださって発覚したようでした。私も両親も凄く恥ずかしかったのですが、25歳にもなってと本当に呆れてしまいました。


家族が家出したのはこれが初めての経験ですが、ちょっとは心配したものの相手が相手なせいか、あまり深刻ではありませんでした。しかしそれからの妹は現実を受け止めたのか、週3日程度ですがバイトを始めています。


そのお給料が入ったら、使い込んだ家族のへそくりを返してくれるようです。恐らくもう家出はしないと思いたいのですが、しかし家出人の捜索はちゃんとしてくれるものなのだと感心しました。


実家に家出した夫。気分転換にはちょうど良い機会だったようです


夫婦喧嘩で夫が家出をしました。喧嘩の原因は、日頃のうっぷんを妻の私が夫にぶつけたところから始まりました。夫が子供の教育や躾についてあまりにも無関心で、全てを私に押し付けて平然とした顔をしていたからです。


思春期という難しい年頃に差し掛かった子供に対して何かを注意しなければならない時、どうしても父親の威厳というものが必要になることがあります。母親がガミガミ言うのでは、ただ口うるさいとしか思われないからです。


そこで、まずは夫に最近の子供の様子を相談して、夫はそれに対してどう思うのか?を尋ねてみると、夫はうんざりした顔で話を聞こうともしてくれなかったのです。「あなたは何故、家族に関心を持たないの?」と詰め寄ることで夫が部屋を出てゆきました。


私が追いかけて声を掛けると、「もうこんな面倒な家族はうんざりだ!」と言って、家を出て行きました。


着替えなども大して持たずに出て行ったので、そのうち帰ってくるだろうと思っていましたが、一夜明けても夫は戻りませんでした。これは明らかに家族としてのルール違反だと思いましたが、私の気持ちはある程度落ち着いていました。


それは姑のお陰です。家出して実家に逃げ込んだ夫の様子を姑がこっそり私にメールで教えてくれたからです。姑は、ある程度の様子を察してくれたようで、「時間をおいてよく息子に話してみるね」と言ってくれました。


まるで子供みたいだなと思いましたが、考えてみれば夫も外で働き、毎日くたくたになって帰ってくるのにいつも家族がギクシャクしていては、気の休まる場所がなかったのでしょう。夫はちょうど夏季休暇を取っていて仕事もなかったので、暫く実家でのんびり過ごせばよいのではないかと思い、私も夫には連絡を取らないようにしました。


家出中、夫は実家でのんびりと過ごしていたようです。私と結婚する前に暮していた自分の部屋に残された本を読んだり、年老いた親の手伝いをしてやったりしたそうですが、これが良い気分転換になったようでした。


夏季休暇をあと一日残した状態で、夫は突然、我が家に帰ってきました。私はいつも夫が仕事から帰宅する時と同じように「おかえり」と言って迎えました。姑からは、「お灸を据えておいたよ」というメッセージをもらったので、私のほうからは、夫婦喧嘩を蒸し返すようなことは一切しませんでした。


夫は、残り一日となってしまった夏季休暇を子供と対話する時間に当ててくれました。今回の家出は、姑のお陰で丸く収まりました。




まとめ


いかがでしたか?中には自分の家族とかぶるような内容のものもあったりして、ドキッとされた方も中にはいらっしゃるのではないかと思います。


人それぞれ思うところがあってやってしまった「家出」。家出のきっかけ・その後の状況は様々ですが、共通して言えそうなのが、「家族がもし家出してしまったら、なるべく早く見つけることはもちろん大事だけど、帰ってきてからの対応も大事。」ということ。


「すぐ見つかって良かったー。」だけで終わってしまわないことが重要だと感じました。同じ失敗を繰り返してしまわないためにも、精神的な手当てをしっかりと家族でしてあげたいものですね。


家出をした人・家出をされた家族。どちらに問題があったのかはケースバイケースでしょうけれど、冷静になって話し合うことが重要だということをみなさんの体験談を読んでいて感じました。


一番身近な存在の家族だからこそ、会話がなくなったり、きつく当たってしまいがち。だけど一番大事な人。


失ってしまってから気づくのでは遅いですもんね。本当は一番身近にいる人こそ一番大切にするべきなのに、私たちはいつしかそのことを忘れがちになってしまいますね。


私自身も思い当たる節はあるので、気を付けていきたいと思います。


家出人捜索のための法律知識

 

家出人・行方不明者の捜索方法

 

人捜しと費用について

 

子供のいじめを探偵に相談?

 

痴漢・ストーカー被害の対策

 

太陽光発電